あじさい(紫陽花)の花言葉は色によって違う☆
梅雨の代名詞にもなっている『あじさい(紫陽花)』。
「移り気」
「高慢」
「自慢家」
「ほらふき」
あまりいい表現ではないですよね~。。
なんでも花の色が、七変化することにちなんで、
気持ちが変わりやすいということで、
このような花言葉が生まれたらしいです。
その一方で、あじさい(紫陽花)の「色」によっても、
それぞれ違った意味合いの花言葉がありました。
色によって、花言葉と逆な意味合いもあるので、
花言葉を贈る方と贈られる方で、、、
違う意味合いに受け取ってしまうかもしれませんね。
青:辛抱強い愛情
ピンク:元気な女性
白:気の迷い、寛容
ガクだけのあじさい:謙虚
日本ではあじさいという花のイメージには、
「平和」
「団結」
「友情」
「仲良し」
「家族団らん」
このように、花言葉とは違ったイメージですが、
これはあじさいに対する思いの現れなのかもしれませんね。
■あじさい(紫陽花)って、どんな植物?
あじさい(紫陽花)は、
「青い花が集まって咲いている」ということから、
「あずさい」(青い花:さあい、集まる:あず)が語源になって、
「あじさい」に変わってきたと言われています。
あじさいは、平安時代の書物にも登場しているので、
日本古来の植物なんですね。
また、あじさいは、バラ目あじさい科というものに分類されるようで、
東アジア、北アメリカの温帯から亜熱帯地方で育成されているそうです。
あじさいを漢字で書くと「紫陽花」と書きますが、
感じのようにムラサキ色が本来の色ということでもないようです。
日本には、なんと50種類前後の品種のあじさいがあるとのこと☆
また、あじさいには、
『鎖国時代に、シーボルトと言う人が、
祖国ドイツに「オタクサ」という名前を付けて紹介した。』
『ヨーロッパに伝わったあじさいは、
セイヨウアジサイに品種改良されて日本に逆輸入された。』
このような逸話があるようです。
ちなみに、あじさいの色は、
アントシアニン系色素と土壌によって決定されるようで、、、
土壌にあるアルミニウムを吸収すると酸性になり花は青系に。
アルミニウムが吸収されないとアルカリ性になりピンク色に。
このように土壌によって、あじさいの色は決定付けられるようですね。
そのため「青いあじさい」を咲かせるために、
あじさい用の植物液が販売されているそうですよ。
これは、土壌にアルミニウムを含有させることで、
鮮やかな青色のあじさいを咲かせるもののようです☆
■もっとあじさいを楽しもう☆
梅雨の花の代名詞「あじさい」。
『梅雨は雨ばかりであまり外出したくない。。。』
『早く梅雨明けしないかなぁ~。。。』
このような人も、この時期だからこそ、
思いっきりあじさいを満喫するのもいいかもです。
「あじさい」と言えば行きたい場所があります!
それは、鎌倉の明月院です。
梅雨の時期でもあじさいがきれいに咲き誇っていて、
めちゃくちゃきれいなんです☆
あじさいと言う花は、雨の中でも映える植物なんだなぁ~と、
ひしひしと実感しました。
他にもあじさいをメインとしたイベントは、
各地でいろいろと開催されています。
出掛けるのがおっくうになりがちな梅雨ですが、
この時期だからこそ楽しめる「あじさいイベント」に、
参加してみるのもおすすめですよ☆