カブトムシの幼虫が蛹になる時期って?
カブトムシの幼虫が蛹になる時期っていつなんでしょう?
またどのくらいの期間がかかるんでしょう??
カブトムシと言えば、小学生のころ隣の幼なじみの男の子が、
夏休みになるたびカブトムシを飼っていたことが
懐かし~く思い出されます☆
カブトムシは比較的簡単に飼える昆虫と言うことですが、
最近では街中で見かけることはあまりありませんよね。
そんなカブトムシの幼虫が蛹になる時期や期間に迫ってみました。
■カブトムシの蛹(さなぎ)が羽化するまで☆
カブトムシは、「卵」⇒「幼虫」⇒「蛹」⇒「成虫」と、
順を追いながら完全変態する昆虫だと言われています。
カブトムシの完全変態を順番に見ていきましょう!
・卵
卵は、交尾を終えたメスが、土の中に産み付けるようです。
産卵は、20~30個の卵を産んで、2週間で孵化するそうです。
・幼虫
幼虫は、白くイモムシ状態の容姿をしていて、
3度の脱皮を行ってから土の中で越冬(冬眠)するようです。
・蛹
蛹は、越冬(冬眠)した幼虫が暖かくなってきた4月下旬から6月ごろに、
土の中で脱皮をして蛹になるようです。
・成虫
成虫は、蛹が羽化して2週間程度で、夜間の気温が20度以上の日が続くと、
夜間に地上に這い上がって姿を現すようです。
成虫は、卵を産んだ後の9月中にはすべて死亡してしまうのだとか。
■カブトムシってどんな昆虫なの?
カブトムシってどんな昆虫なのか?
さらにくわしく追求していきたいと思います☆
・カブトムシと言う名前の由来は?
カブトムシは、コウチュウ目コガネムシ科カブトムシ亜科真性カブトムシ族
に分類されていて、日本古来の兜を被っているような頭の形状から、
カブトムシと言われているそうです。
・カブトムシはどこに分布しているの?
カブトムシは、本州以南から沖縄まで分布していますが、
北海道には自然には分布しておらず、人為的に分布させているようです。
・一番大きいカブトムシって何センチくらいあるの?
日本では、沖縄の「ヤンバルテナガコガネ」が、最大の大きさと言われていて、
オスは、5~6.5センチ、メスが4~6センチくらいあるようです。
世界だと、最大で12~15センチもの大きさのカブトムシがいるとのこと。
カブトムシで12センチ超えは大きいですよね!ビックリです。
ちなみに、日本の本州でよく見かけるカブトムシは、
正確には「ヤマトカブトムシ」と言われるもので、
オスが3~5.4センチ(角を除く)、メスは3~5.2センチくらいだそうです。
■カブトムシを上手く育てるコツは?
カブトムシを上手く育てるコツは何かあるのでしょうか?
上手く育てるコツと言うよりも、「卵」⇒「幼虫」⇒「蛹」⇒「成虫」。
このようなライフサイクルで育てることは環境が整えば可能なようです。
カブトムシを育てる環境で大切なことは、昆虫飼育用の容器に、
腐葉土と市販されている昆虫マットをひき詰めること☆
この環境が揃ってはじめてカブトムシを上手く育てる準備が整います。
他に、カブトムシの幼虫の時期は、
枯れ木を食べるので、枯れ木も用意しておきましょう!
オスとメスのつがいは必要ですが、オスよりもメスを多くして、
交尾をさせて、卵をたくさん産むようにします。
エサに関してですが、昔は成虫のエサでスイカの皮などを与えていましたが、
カビや不衛生でうまく育たないので、昆虫用のエサ(ゼリー状)を用意すること。
昆虫用のエサ(ゼリー状)だと、食欲と衛生面も保てるので◎です。
また日々の育成には、昆虫飼育用の容器の中を清潔に保つことが大切で、
幼虫は乾燥を嫌うのである程度の湿度も気にしてあげる必要もあるとのこと。
ちなみに、卵から蛹までは、土の中で昆虫マットや枯れ木を食べて成長するので、
成虫になるまで、特に世話をすることはないようです。
カブトムシは、夏の昆虫ということで、今でも人気があります。
都会では、簡単に捕まえることができませんが、
郊外に出かけると簡単にカブトムシが捕まえられることができます。
もし、カブトムシのオスとメスを捕まえることができたなら、
翌年成虫になるように育ててみるのもいいかもですね☆
特有の形態で成長する楽しみが味わえそうです!