母の日の由来(起源)は?母の日と贈る花は国によって違う?
今年ももうすぐ母の日がやってきますね。
4月下旬くらいから花屋さんの店頭前はもちろん、
スーパーやショッピングモールなどでも「母の日」のイベント色が満載ですよね☆
母の日にカーネーションを贈るためのポスターが張り出されたり、
さまざまなアレンジの母の日フラワーやプレゼントなどが沢山並べられてます。
毎年特に気にしなかった「母の日」ですが、
「母の日」っていつ出来たのかな~??とか、
カーネーションを贈るのはなぜなのかな~??とか、、、
他の国の「母の日」はどうなのかな?とか、いろいろと疑問がわいてきたので、
「母の日」の由来(起源)についてと、
世界の「母の日」と贈る花に違いがあるのかどうか?などなど調べてみました。
■母の日の由来(起源)はこうして始まった☆
母の日の由来(起源)ですが、
今から100年以上も前にさかのぼった、1905年5月9日。
アメリカのアンナ・ジャービスさんと言う人が母の死に遭遇し、
それ以降、命日に母が大好きだった白いカーネーションを教会で配ったのだとか。
それが「母の日」の起源とされているんですね。
日本に「母の日」が伝わったのは、1914年にウィルソン大統領が、
5月の第2日曜日を「母に感謝する日」として記念日にしたことが、
日本にも伝わって定着したそうですよ。
ちなみに日本で「母の日」が、現在の5月第2日曜日に定着するまでに、
2回ほど変更された経緯があるそうなんです。
1回目の変更は、1931年に、大日本連合婦人会を結成したのを機に、
皇后(香淳皇后)の誕生日だと言うことで、3月6日(地久節)を母の日。
としたのが起源なんだそうです。
そして、2回目の変更は、1937年です。
第1回「森永母の日大会」(森永母を讃へる会主催、母の日中央委員会協賛)
が豊島園で開催された時は、5月8日となったそうですよ。
で、現在は「5月の第2日曜日」の文化が取り入れられたってわけです☆
■世界の母の日はいつ?花は?
日本以外の国の「母の日」はどうなっているのか?どんな花を贈るのか?
世界の「母の日」についても調べてみました☆
まず日にちですが、
世界的にも5月の第2日曜日が母の日になっているのかと思いきや、、、
なんと各国バラバラでした!
日本は、前述したとおりアメリカ由来の文化を継承していますが、
イギリスでは、春分の日のあとの最初の満月の日だったり、、、
フランスでは、5月最後の日曜日だったり、、、
タイでは、8月12日だったりと、バラバラです。
また贈る花も、日本では「カーネーション」が当たり前になっていますが、
国によってバラバラなんです!
・イギリス
教会で子供たちが花を受け取り、それを母に贈るそうです。
・イタリア
アゼリアの花の鉢植え
アゼリアの花の鉢植えの売上の一部が、
がん研究に使われることが定着したためだそうです。
・トルコ
白い花
・アルゼンチン
季節の花
・フィンランド
バラの花
・オーストラリア
菊
・タイ
ジャスミン
子供たちは、母の日は王妃の生まれた金曜日の色の「水色の服」を着るそうです。
・韓国
5月8日は「父母の日」として、カーネーションということも
浸透しつつあるようですが、一番喜ばれるのは「お金」だそうです。
このように「母の日」は、
それぞれの国によって日にちも贈る花もバラバラなんですね。
文化と習慣が違うので、あたりまえと言えばあたりまえですが、、、^^;
それでも母へ感謝する想いは、どの国も一緒でしょうね☆
年に一度の母の日☆
感謝を込めてカーネーションを贈りたいですね!